11月に観た映画と朝のギャビー
朝、ギャビーが結露した窓を舐めていました。
冷たくないのかなあ……
その後は、やっぱり敷き毛布の下に。
11月は映画をふたつ観ました。
『赤い影』(1973年、イギリス・イタリア)
監督:ニコラス・ローグ
主演のドナルド・サザーランドは、アメリカのドラマ「24」の主人公ジャック演じるキーファー・サザーランドのパパです。
まだ若かりし頃のパパ、素敵。
主にイタリアで撮影されているらしく、水路や狭い路地、暗い道がたくさん出てくるのが観ていて楽しい。そして効果的に使われる、赤い色がいい。
人間の認識とか、物事にとらわれるってどういうことなんだろうとか、そういうことをぼんやり考えた映画でした。
過去にとらわれることと、未来にとらわれること。あらかじめ予知したものを避けようとして取った行動とかもすべて、結局は予知されていた結果に繋がってしまうという、なんとも言えない「運命」って呼ばれるようなもの。そういうのを描いているものはおもしろいなあと思います。
『メランコリア』(2011年、デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ)
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:キルスティン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、キーファー・サザーランド
そしてこちらは息子さんのキーファー・サザーランドが出ています。監督は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー。
キルスティン・ダンストを初めて見たのは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」という映画で、そのときキルスティンは12歳くらい。とても美しくて、アンニュイで、なんだかはっとした。自分もほぼ同じくらいの年齢でした。そのときに感じたキルスティンの美しさを、この映画でもう一度感じたように思います。
冒頭の映像が美しくて好き。一度全部観てから、その部分をもう一度観ると、捉え方がまた変わっておもしろいです。どうしようもなくなったときに、ひとはどうするか。自分はこの映画のラストがとても好きです。うまく説明できないけれど、人間が救われるってどういうことなのだろうとか、いろいろ思います。
ギャビー、キルスティン・ダンスト風のアンニュイフェイスで。
大阪・梅田周辺でクリスマス気分のお散歩
今日は用事があったので大阪・梅田周辺へ。
クリスマスのものがちらほらとありました。
KAWACHIという、美術用品や文具を扱うお店のディスプレイが楽しい。
自分もこんなの持っていたら、トナカイカチューシャとかサンタ帽とか、かぶせてみたくなると思う。
アプローズタワー1階にも巨大なツリーが出ていました。
写真を撮っている方がたくさんいました。同じものに目を留めて、同じものを写真に収めるひとがいるって、なんだか嬉しい気持ちになります。
よーく見ると、小さなスノーマンがいました。かわいい。
こちらはBLÅ BÄR(ブローベール)という北欧雑貨のお店のディスプレイ。かわいい。
小さなサンタたちは、店内で販売もされていました。顔がひげと帽子で埋もれているサンタが好き。
阪急百貨店では、たくさんのサンタのディスプレイ!
去年も見たのだけれど、とても好き。
顔や体型も違うサンタが、なんと100人もいるそうです。
かわいらしいばかりでなくて、それぞれ個性的な感じがいい。
動くサンタもいて、子どもたちがたくさん、釘付けになっていました。
クリスマスって、なんだか単純に、いろんなひとがいろんな楽しいことをしようとしている感じとか、誰かが誰かを楽しませようと思っている感じとかが、なんとなく好きです。
自分が特に何をするってわけじゃないんだけど、街を歩いているだけで楽しい気分をわけてもらえる感じがします。
○今日のギャビー
敷き布団と、敷き毛布のあいだがお気に入り。
人間が起きたあと、あたたかさが残っているうちに、すぐもぐり込みます。